部下に仕事を教える難しさ・・・
おはようございます!!今日も元気な小僧です!
今日は「部下に仕事を教える難しさ」についてお話ししようと思います。
この話は私の苦い経験となりまして、下記記事の「必ず、誰かを助けるとは限らない」という発言の原因となったエピソードとなります。
なお、私の会社ではOJT制度を導入しており、先輩社員として新入社員に業務を教えることが当たり前となっています。
①新入社員1人目
私がOJT制度により、新入社員の育成を任されたのは、入社4年目の頃だったと思います。初めての新入社員の育成と言うこともあり、最初は「しっかり色々教えてあげよう」と意気込んでいたのを今でも覚えています。
その意気込んだ通り、新入社員に最初から業務のノウハウを色々と教えてあげました。そのおかげもあって新入社員にも関わらず、特に問題なく業務を進めることができていました。
そんなときに、新入社員からこんな質問が来ました。
「この資料は紙で検認をもらうのですか?それとも電子検認ですか?」
この質問に対して私が最初に感じたことは・・・「え?そんなことすら俺に聞くの?」というものでした。少し過去のメールを探って見れば電子検認であることは一目瞭然だったからです。(新入社員にもそのメールが送られていることは知っていました)
このときに私は大きな間違いをしていることに気づきました。
それは新入社員が自身で考えることをやめ、「業務は先輩に聞けばいい。」と思うようになっていたということです。
それに気づいたとき、私はかなり落ち込みました・・・新入社員のためと思い、やってきたことが裏目に出てしまっていたのですから・・・
それ以降、私は新入社員に最低限のことしか教えないようになりました。時折、新入社員が私の隣の席で教えてほしいとアピールする素振りもみせていましたが、敢えて無視することにしました。(しばらくすると、アピールを諦めて自身で考えるようになりました)
②新入社員2人目
上記の一人目に続き、私はもう一人OJT制度で新入社員を育成しました。
その育成の際は、一人目の経験を活かして、教える際に常に「君はどう思う?」と聞いてから業務内容を教えるようにしました。
また、私とは違う業務を実施していたため、業務内容の深い部分には立ち入らず、敢えてほっとくようにしました。
唯一私が気を付けた部分は、精神的な面で「大変そうだな~」と思ったら、呑み会や食事に誘って何時間も新入社員の本音を聞くようにしたことです。
そのおかげもあって、彼は数年後、大きな呑み会の場で「先輩はOJT制度なのに業務内容についてはまったく教えてくれなかった!笑」と大声で不満を漏らすような輩に成長?しました。笑
(私は「酒が不味くなるか俺がいないとこで話せや!笑」といつも突き放しています。笑)
③最後に
上記内容いかがだったでしょうか?私が「必ず、誰かを助けるとは限らない」という理由がわかっていただけたら、うれしいです。笑
なお、新入社員1人目の方も私の手から離れ、別部門で仕事をしていますが、転職などせず、今でも同じ会社で頑張っています。(私の中では一安心といった感じです。笑)
私が誰かを助ける際に気を付けていることは、その助ける行為が「本当にその人のためになるか!」と言う点です。
新入社員の場合、社会人生活は長く、私に頼った業務の仕方では人事異動などで私がいなくなった際、必ず苦労します。
そう考え、あえて今は助けないという選択肢を私は選びました。
(例え、私がその人に嫌われるようになったとしてもです!)
私の考えが正解とは微塵も思っていませんが、みなさんは人を助ける際に何か気を付けていますか?なければ少し考えてみませんか?笑
では今日も良い日を!!またね~